投稿日: 2020/07/28

りんかい豊洲クリニック

コラム:依存症の恐ろしさ

こんにちは、惟心会理事長の吉田健一です。

ここ数日、梅雨の影響もあり、蒸し蒸しとする日が続いたり
かと思うと肌寒くなったりと、気温差の大きい日が続いております。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、コロナ禍の中でテレワークや自粛が続いた影響か
自宅でアルコール摂取の機会が増え、依存症になる方が増えているそうです。
アルコール依存が一般的にどのような病気なのか認知されているところではありますが
アルコール依存症の恐ろしさについてご存じの方は
まだまだ少ないかもしれません。

つい先日、インドでペットとして飼われていたサルがアルコール依存になった
という記事を目にしました。
「え、動物もアルコール飲むの?」とびっくりされた方も多いことでしょう。
しかし日本でも、加藤清正の時代から馬にお酒を飲ませ
勢いよく暴れさせるお祭りが存在します(現在は動物愛護の観点から行われていません)。

今回ニュースで取り上げられたサルは
ペットとして飼われ、飼い主から頻繁にお酒を飲まされていましたが
飼い主が死亡し、アルコール依存症特有の離脱症状がでて攻撃的になってしまいました。
狂暴化したこのサルは、外へ飛び出し、通りにいた女性や子供に牙をむき
顔を噛みちぎってしまいました。
その被害者の数は、250名にものぼるといわれています。
結局このサルは、近くの動物園に引き取られるものの
狂暴化が治らないと判断され、狭い檻の中で一生を過ごすことになってしまいました。

適度なアルコール摂取は、気分を高揚させ、時に人間関係を円滑にする潤滑油ともなります。
しかし過度の摂取は、身体を壊し精神を崩壊させ
今ある日常や未来までも奪ってしまう可能性があります。
コロナ禍で生活が一変し、ストレスを溜め込むのはよくありませんが
アルコールの力で解消するのではなく、趣味や適度な運動などを取り入れ
上手に解消していきましょう。

もしも「自分はアルコール依存かもしれない?」と心当たりのある方は
保健所や専門医までご相談されることをおすすめします。
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